2007年08月29日

おじさま映画特集〜名作「ライトスタッフ」から、ダメダメおっさん映画「ビッグ・リボウスキ」まで〜

実はおじさま好きの私です。どちらかというとバイプレーヤで名脇役の俳優さんや、ダメダメぶりが最高な俳優さんが好みですが、とりあえず個人ではなく映画のタイトルで紹介していこうと思います。

スペース カウボーイ 特別版まず、おじさま4大俳優共演の豪華な映画として「スペースカウボーイ」がメジャーではないでしょうか?(主演:クリント・イーストウッド, トミー・リー・ジョーンズ, ドナルド・サザーランド, ジェームズ・ガーナー)

そして、上記の映画が好きな人に是非おすすめしたいのが、「ライトスタッフ」です。男の中の男、それも多様に、対比的に描きアカデミー賞4部門を受賞した映画史に残る傑作です。
マーキュリー計画に宇宙飛行士として携わったパイロット達(スコット・グレン、エド・ハリス、デニス・クエイドなど)と、初めて音速の壁を破った伝説のテスト・パイロット=チャック・イエーガー(サム・シェパード)・・・ それぞれにカッコいいんです!特に孤高のチャック・イエーガーはカッコ良過ぎ!!
未見の方は是非ともご覧くださいませ。男性にプレゼントしても好評のハズと太鼓判を押せる快作です。
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イギリスから来た男 デラックス版
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そして、好みが分かれるとは思いますが、スティーブン・ソダーバーグ監督が60年代カルチャーへの熱いオマージュをこめたスタイリッシュなハードボイルド映画、「イギリスから来た男」は、「ケン・ローチ好きなら是非」というTSUTAYAの手書きPOPに釣られて観てみたのですが、超人的に渋カッコいいテレンス・スタンプと、ダメぶりがまた魅力的なピーター・フォンダの共演が観られる作品です。
随所にリスペクト要素が詰まっているようなので、私ももう一度見直してみようと思っているところですが、サスペンスといってもストーリーはいたってシンプル、とことん渇いたハードボイルド調なので、上記のうま味にピクっと来ない人には単調な作品かもしれません。

SMOKEゆるゆるした風情が楽しめる映画としては、ブルックリンの煙草屋に集まる人々の日常を描いた上質な人間ドラマ「スモーク(SMOKE)」のハーヴェイ・カイテルも実にいい味だしてますよね。映画としても面白いですし、私好みのさりげなく心温まるいい作品です。
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それから、私は未見なのですが「コーヒー&シガレッツ」もいい感じのゆるゆるオムニバスムービーの様子、期待しています。


さて、キワモノですが、ゆるゆるまったり感を究極に<
ダメダメだらだら>に高めた?のが「ビッグ・リボウスキ」ではないでしょうか?下品さも不快ではなく、むさくるしくさが最高に笑えます!
アカデミーに4度ノミネートされたジェフ・ブリッジズ演じる
無職でだらしない中年男・デュードが、同姓同名の大富豪と間違えられ、事件に巻き込まれるというストーリーですが、それはけっこうどうでもいいのです。
たぶん昔はヒッピーで、そのまま現在に至る主人公デュードと、ベトナム戦争の思い出に生きる男ウォルター(ジョージ・グッドマン)が、ボーリング場で仲良くまったり出来ているところからしてヘンテコワールド・・・ユルくなるのも良いもんだって心地よく幸福感。元サーファーのドニーのショボさぐあいも可愛いのです。
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ある場面では、真っ先に思い出す感動系邦画ではなくサウスパークのノリで観るのが正解かと・・・でも同時にウルっとも来てしまいました。アバウト・シュミット
とにかくこの映画のキレっぷりは、ジャック・ニコルソン主演の「アバウト・シュミット」以上と言えると思います。ドロップアウトではなく軌道そのものが壊れているのですから。

マルコヴィッチの穴 DTSコレクターズエディションヘンテコ映画部門では「マルコヴィッチの穴」も挙げておかねば。こちらはテンポも良くて映画として面白く、予想以上にきっちり楽しめました。おすすめです。
コメディ部門では、ロバート・デ・ニーロとダスティン・ホフマンの共演に期待して「ミート・ザ・ペアレンツ 2」を観たのですが、こちらは残念ながらイマイチでした。あまり笑えなくてダレてしまった。同じテーマなら「ゲス・フー 招かれざる恋人」の方が面白かったです。

恋愛適齢期ところで、ジャック・ニコルソン主演といえば熟年の恋を軽妙なタッチで描いた「恋愛適齢期」が、ライト感覚で観るぶんには予定調和も許せるほっこり映画としていい感じでした。恋愛映画としての見応えを求めるにはやや物足りないかもしれませんが。

ちなみに「アバウト・シュミット」のような<老境と孤独>というテーマを、重く悲壮に描いた「蜂の旅人」は、大好きなマルチェロ・マストロヤンニ主演ということで期待して観たのですが、あまりに重過ぎる映画で落ち込んでしまいました。彼の主演作品では「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ 監督作品の「みんな元気」はおすすめですよ。
他にも、老境にさしかかった元恋人同士の二人の心の交流を描いた名作「ジンジャーとフレッド」は当ブログで最初に取り上げた名作映画です。秋の夜長におすすめの名作です。

日の名残り老境のいぶし銀映画としては「日の名残」のアンソニー・ホプキンズが印象的でした。冷徹に執事としての仕事に徹する主人公にはまるで共感どころが無かったのですが、淡々と進行するのに魅入ってしまうストイシズムというか美意識というか・・・結局よく判らないままに何故か心にしみてしまった映画です。


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