2007年08月16日

アメリカのロトスコープ・アニメーション「American Pop」

アニメーション映像と音楽が主体の映画なのですが、素直で丁寧な作りです。4世代に渡り音楽に人生を捧げた人々の物語にはグッときてしまいました。「愛と悲しみのボレロ」ほど重厚で格調高くはないのですが、やはり世代モノには弱いです。
特に、3代目の主人公は歌や楽器ではなく作詞に才能のある人物で、仲間に囲まれていても常に居場所の無い気持ちに苛まれる人なんですが、彼が放浪の出発点となったとうもろこし畑の跡地に立った時、ふいに湧き起こる喪失感とジャニス・ジョプリンの曲というシーンでは目頭が熱くなってしまいます。ベタなんですけどね。
American Pop
American Pop
映画の中で使われている音楽は有名なものばかりで、エルヴィス・プレスリーやジャズなら「Take Five」とか音楽通の方には目新しさは無いかもしれません。そもそも物語だって新しくはないのですが、たくさんの音楽とロトスコープ・アニメーションが心地よくて、何度も飽きずに眺めています。
手元にあるのはWOWOWで放映された時に録画したものなので日本語字幕付きなのですが、Amazonで販売されているVHSは字幕がなさそうですね・・・そういうわけで、個人的にはおすすめ映画なのですが入手の困難さでこちらのカデゴリーに書きました。

あらすじあるユダヤ人移民の家系を追いながら、ジャズ、フォーク、ロック、パンクなどのポピュラー音楽の変遷と時代の風俗を織り混ぜて描いたアメリカ近代史。監督は「フリッツ・ザ・キャット」「指輪物語」で知られるアニメーション作家ラルフ・バクシで、彼が得意とするロトスコープ・アニメーション(実写で撮影した人物の動きをなぞるアニメーションの手法)の集大成を目指して製作した力作。脚本はロリー・カーン、編集はデイヴィッド・ラミレス。音楽は、スコアをリー・ホルドリッジが書き、デューク・エリントン、チャーリー・パーカー、エルヴィス・プレスリー、ジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリン、セックス・ピストルズなどの曲がふんだんに流れる。
81年、日本公開直前にお蔵入りし幻の作品となっていたが、「ヘヴィメタル」の再公開記念前夜祭レイトショー『アニメーション・フィルムナイト』で東京のみ、1週間限りの限定で上映された。
(Weblio 辞書より引用)


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posted by GINGER at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 個人的に心に残る映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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